[天才]カニエウェストの何がすごい?カニエの魅力と奇行の数々

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はじめに

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”カニエウェスト”

ヒップホップリスナーなら一度は耳にしたことある名前なんじゃないでしょうか?

言うまでもなく大成功している超大物ラッパーですが、カニエの何がすごいのか、熱狂的に支持されてる理由がいまいち分からないリスナーもいると思います。

そこで、この記事では「カニエウェストの何がすごいのか」分かりやすくまとめました!

では、ご覧ください!

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カニエウェストの何がすごいのか

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まず最初に、カニエウェスト(以下カニエ)の凄さをザッとまとめました!

カニエウェストのすごさ
  • プロデューサーとしての才能
  • ゲームチェンジャーとして登場したラッパー
  • ファッションの才能

一つずつ解説していきます!

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カニエウェストのすごさ

プロデューサーとしての才能

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カニエは元々ラッパーではなく、ビートの制作・提供を行う音楽プロデューサーとして活動していました。

カニエはプロデューサー時代に※チップマンクスタイルというサンプリング手法をよく使っており、カニエが始めたヒップホップの新たなサウンド表現法として知られています。

-チップマンクスタイル-
ソウルミュージック・R&Bの曲をピッチを上げて(高速再生する)サンプリング手法。
このサンプル手法により、高音のボーカルサウンドを生み出すことができる。

カニエのデビューアルバム「The College Dropout」でも顕著にこのサンプリング手法が使われている。

また、カニエはヒップホップと他ジャンルの融合を行い、アルバムの楽曲にロック・クラシック・エレクトロニカを取り入れ、ヒップホップ業界にヒップホップと他ジャンルの音楽を組み合わすという革新性をもたらしました。

音楽ジャンルの融合ってどんな物なのか実際に聞きたい人は、カニエのアルバム

・「Late Registration」(オーケストラを取り入れてる)
・「Yeezus」(エレクトロニカを取り入れてる)

を聞いてみてください! ジャンルの融合したヒップホップを実感できますよ!

ゲームチェンジャーとして登場したラッパー

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カニエはプロデューサー時代から、ラッパーになって有名になることを声高々に宣言していました。

そして2004年、デビューアルバム「The College Dropout」をリリースし、プロデューサーからラッパーへと転身を果たします。

カニエがラッパーとしてシーンに登場した2004年、当時のusヒップホップといえば

・スヌープドッグ
・50セント
・The Game
などのギャングスタラッパーがシーンを率先し、ギャングスタラップが主流にありました。

そんな中、ギャングでもなく当時は珍しかったポップ寄りのラップでシーンに現れ、注目を浴びたのがこのカニエウェストです。

カニエの登場によって、一気にポップなラップが浸透し、ギャングスタラップの時代は区切りをつけました。

後に、ヒップホップ史において、“カニエウェスト以前・以後という物差し” ができる程のゲームチェンジャーとなったのがこのカニエウェストなのです。

ファッションの才能

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カニエがすごいのはラップだけではありません。

近年の顔を完全に覆い隠すフルマスクをしたカニエのファッションは異彩を放ち、ファッションにも注目が集まります。

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また、カニエが設立したファッションブランド「YEEZY」(イージー)の製品はカニエのクリエイティブな音楽性を存分に反映しており、常識に囚われないユニークなデザインのスニーカー・ウェアがラインナップされています。

YEEZYはカニエが手がけるファッションブランドで話題性があること、ストリートファッションとラグジュアリーを融合したブランドのコンセプトが若者を中心に受け、supremeやoff-whiteに並ぶような人気ブランドになっています。

このようにラップだけでなくファッション業界でも絶大な支持を得てるのがカニエのすごさです。

-YEEZY-
ストリートファッションとラグジュアリーが融合したファッションブランド
モノトーン(黒・白・グレー)やアースカラー(ベージュ)を基調に、ミニマムな洗練されたデザインを展開。
代表作は”Yeezy Boost350 V2″

カニエの奇行とマーケティング

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カニエはかなりの問題児で、これまでに度々、問題行動・発言をしてきました。
問題行動を起こし注目を集めるカニエは、自身の存在をアピールするマーケティングの天才でもあります。

そんなカニエがしてきた問題行動の中でも、特に物議を醸した”奇行”とも言える行き過ぎた行動をまとめてみました。

カニエウェストが起こした”奇行”
  • 大会場で行われたミュージック・アワードの最優秀ビデオ賞を受賞したテイラースウィフトのマイクを奪い突如乱入。
    「ビヨンセが賞を受賞するべきだった」と発言し、会場の空気を凍らせた。
  • ユダヤ人を大量虐殺した歴史的悪名、ヒトラーとその政権ナチスを称賛する発言をして炎上。
  • White Lives Matter(白人の命も大切だ)と書かれたTシャツをパリのファッションショーで着用し白人至上主義を助長するとして炎上。
  • グラミー賞のレッドカーペットにて、妻ビアンカにほぼ全裸とも言える衣装を着させて女性を”トロフィー”のように扱っているとして炎上。
  • 2020年、大統領選へ出馬し涙ながらのスピーチをするも惨敗。

2016年、カニエは双極性障害と診断されたことを公表しましたが、2025年、新たにポッドキャストにて、双極性障害は誤診で自閉症と診断されたと主張。

これまでの奇行は双極性障害(自閉症)による影響もあると考えられていますが、全てが免罪符にはならないとの批判の声も挙がっています。

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まとめ

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以上、カニエウェストの凄さについてまとめてみました!
要約↓

カニエウェストの凄さ
  • プロデューサー(ビート提供)としての才能がすごい
  • ギャングスタラップ全盛期にポップラップを浸透させシーンを変えたこと
  • ファッションがすごい
  • マーケティングセンスもすごい

最近、よくカニエが東京にいるのが目撃されてますよね。

「変装もせず普通に歩いてた」ってXのポストで見て、カニエにとって日本は安心できる場所なんじゃないかなって思いました!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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