ケンドリックラマーの凄さを解説!シーンを牽引する男が持つバックボーン

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はじめに

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2024年、ヒップホップシーンの話題を独占したケンドリックラマーvsドレイクのビーフ。

結果的には、ケンドリックラマーの圧勝という形で幕を下ろした訳ですが、このビーフをきっかけにケンドリックラマーを知った人や、もっとケンドリックラマーのことを知りたいと思った人は多いのではないでしょうか?

そこで、この記事ではケンドリックラマーの凄さ・何が凄いのかをわかりやすくお伝えします!

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ケンドリックラマーの凄さ(結論)

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ケンドリックラマーの凄さは語ればキリないので、特に凄いポイントをピックアップします!

ケンドリックラマーの凄さ
  • メッセージ性の高いリリック

    人種間の不平等・警察官による暴力・政治崩壊など、深刻な社会問題と向き合い、その苦悩をリリックに落とし込んでいる
  • 卓越したリリシスト

    ストーリーテリングに長けているため、まるで映画を見ている様な臨場感を感じられるリリックが多い

    (※)英語がわからなくても和訳みればok!
  • 他を凌駕する程の圧倒的なラップスキル

    攻撃的で激しいフロウから寝落ちできるくらい落ち着くフロウまで、幅広いフロウを持ち、自身の声を曲によって使い分けることができる
  • アルバムの一貫性

    ケンドリックのアルバムは単なる楽曲の詰め合わせではない。アルバム毎にストーリーやテーマが一貫しているため、映画を見ているような満足感が得られる
    (※)英語がわからなくても和訳みればok!
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ケンドリックラマーが特別である理由

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ここまでケンドリックラマーの凄さをピックアップしてお伝えしましたが、ヒップホップの本場アメリカには有名なラッパーが沢山いますよね。

ここからは、数多くいる有名ラッパーの中でも、ケンドリックラマーが一際目立ち、特別だと言われる理由を解説します!

ケンドリックラマーが特別である理由

  • ストリートの渦中で育ったリアルなバックボーン
  • BLM時代のアイコン的存在

ストリートの渦中で育ったリアルなバックボーン

カリフォルニア州・コンプトン(※)で生まれ育ったケンドリックは、5歳の時点でド◯ッグディーラーが◯害されるところを目の当たりにするなど、幼少期の頃からストリートの渦中で過ごしてきました。

-コンプトン-
低所得者層の住宅がひしめき合うコンプトンでは、全米ワースト4位の犯罪率、ギャングの抗争が勃発している。

ケンドリックの地元コンプトンでの日常は、アルバム「goog kid,m.A.A.d City」を聞けば知ることができます。

アルバム「good kid,m.A.A.dcity」

悪友たちと車に乗って遊びに行く途中、危険なトラブルに巻き込まれる17歳の頃の思い出を、ストーリーテリングに描いたケンドリックラマーの傑作アルバム。

ギャング文化が根強い地元、コンプトンで過ごしていく中で、ケンドリックは何人もの友人や親戚を亡くしてきたと言います。

このような当たり前にギャングがいるハードな環境下で育ちながらも、ケンドリックはギャングになることはせず、ラップに昇華しメッセージを訴え続けてきたことが、現在ケンドリックが世間から一目置かれる存在である要因の1つでしょう。

黒人コミュニティーのリーダー的存在

警察による理不尽な黒人への暴力や、人種差別に対する抗議運動「ブラック・ライブズ・マター」(BLM)が始まった2013年。

この時期にリリースしたアルバムが「To Pimp A Butterfly」
このアルバムでケンドリックは、「先人である黒人の魂を引き継ぎ、自らをコミュニティーのリーダー」として位置付けました。

そして、このアルバムに収録されている楽曲「Alright」がBLM運動のアンセムとして流されたことがきっかけでケンドリックは黒人コミュニティーの確固たる存在になりました。

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ケンドリックラマーが成し遂げてきたこと

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ここまで、ケンドリックラマーの凄さや、ラッパーとして特別な理由をお伝えしましたが、そんなケンドリックラマーが成し遂げてきた偉業をお伝えします!

数々の偉業を成し遂げてきたケンドリックの特に注目すべき偉業はこちら!

ケンドリックの偉業
  • グラミー賞を総なめし、主要部門を含む合計5部門受賞(2025)
  • ピューリッツァー賞を受賞

    ラッパーで受賞したのはケンドリックラマーが初。ケンドリックの楽曲がヒップホップの枠を超えて、もはや文化的・ジャーナリスティックな存在であることを示した。
  • 楽曲「Alright」がブラック・ライブズ・マター運動のアンセムとして使用される社会運動にまで影響を与えた。
  • ドレイクとのビーフで生まれた楽曲「Not Like Us」が全米チャートで1位文化現象になる。
  • タイム誌の「世界で最も影響力のある人物100人」に2度選出される。(2016/2018)

    etc…

-ピューリッツァー賞-
アメリカで最も権威ある賞の一つ。ジャーナリズム・文学・音楽・演劇の功績に対して授与される。

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まとめ

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以上、ケンドリックラマーの凄さをお伝えしました !

やっぱ、usラッパーには一人一人にリアルなバックボーンがあってその分、ラップにめちゃくちゃ感情移入できますよね!

日本という恵まれた国に生まれたにもかかわらず、国内でギャングとかストリートをラップする自称ラッパーがいますが、本場の真似事してねーでさっさと働けよって思いました笑

最後までお読みいただきありとうございました!

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